夏空の読書記録

日々、読んだ本を記録してまとめていこう

あの頃ぼくらはアホでした 東野圭吾 あらすじ&感想

あの頃ぼくらはアホでした
東野 圭吾

ネタバレ等含むことがありますのでご注意ください。
あくまで個人の感想です。

2022/6/19~2022/7/26

【あらすじ】

東野圭吾さんの小学生から就職までについてのエッセイ。

怪獣やウルトラマンに夢中になっていた小学生時代のエピソード

荒れていた中学生時代のエピソード

熱血高校時代のエピソード

アーチェリー部での体育会系エピソード

就職活動でのエピソード

題名にもあるように、
あの頃ぼくらはアホでした
というエピソードが詰まっています。


【感想】

平成生まれの私にとっては経験していない日常が多いですが
映画や漫画に出てくる古き良き日本を思わせるエピソードは
くすりと笑ってしまうようなものになっています。

あの頃はアホだったなと思える、
当時は無心に全力で行っていた遊びや恋愛が
今は面白おかしくなっている素敵なエピソードが多々ありました。

その時代での当たり前や常識は今の常識とは違っていて、
そのギャップを考えると良い悪いはおいといて、
とても面白いなと感じました。

東野圭吾さんのような有名な方でもアホなことをたくさんしていて、
小説家になるまでの過程はよくあるエリート人生ではなく、
ところどころ自分と重ねて考えることができて、
親近感がわき、勇気が出てくる作品でもありました。

東野圭吾だんの作品はミステリーばかり読んできていたので
こういった作品に出会えて新鮮に感じられてとても楽しく読めました。