夏空の読書記録

日々、読んだ本を記録してまとめていこう

卒業 東野圭吾 あらすじ&感想

卒業
東野圭吾

ネタバレ等含むことがありますのでご注意ください。
あくまで個人の感想です。

2020/11/08~2020/11/14


【あらすじ】

主人公は大学4年生の加賀恭一郎。
仲良しの7人組で行動をしていました。

友人である牧村祥子が体調を崩していると聞いたため
相原沙都子、金井波香は部屋を訪ねましたが
そこで祥子の死体を発見します。

密室だったこともあり自殺と考えられましたが、
祥子の日記が不自然に途切れていたので
警察は捜査を開始します。

高校時代の恩師である南沢雅子の誕生日会を祝うために
加賀恭一郎、相原沙都子、金井波香、若生勇、井沢華江、牧村祥子の恋人であった藤堂正彦
で雪月花之式を行うため南沢雅子の家を訪れます。

雪月花之式の中で金井波香が痙攣を起こして亡くなってしまいます。

二つの事件に対して知識や情報を駆使して真実を見つけていきます。


【感想】

加賀恭一郎シリーズの1作目。
シリーズものが大好きな私には、楽しみでしかなかったです。

最初の事件は密室で、
二つ目の事件はゲームに寄ってランダムに担当が変わることもあり
自殺なのか他殺なのかがわからないような展開でした。

加賀恭一郎が真実に気づき推理をして
犯人とは卒業までは合わない約束をしますが、
その後、犯人は海に飛び込み死亡してしまうという後味が悪い展開。

加賀恭一郎の恋も事件の結末も少し寂しいお話でした。