夏空の読書記録

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白馬山荘殺人事件 東野圭吾 あらすじ&感想

白馬山荘殺人事件
東野圭吾

ネタバレ等含むことがありますのでご注意ください。
あくまで個人の感想です。

2020/11/15~2020/11/24


【あらすじ】

1年前、
「マリア様が家に帰るのはいつか」という謎の言葉を残して
信州白馬のペンション『まざあ・ぐうす』で兄は自殺した。

兄の死に疑問を抱いた菜穂子は友人の沢村真琴と共に
『まざあ・ぐうす』へ向かった。

1年前に兄が訪れた時と同じ常連客がその日は宿泊することになっており、
兄の死についての情報を聞き出していった。

マザー・グースの唄の謎とペンションで起こる新たな事件。
密室のトリックと暗号が複雑に絡みあったミステリー。


【感想】

白馬山荘殺人事件には大小さまざまな謎が散りばめられており、
最後まであきることなく読むことができました。

マザー・グースの唄の謎については少し難解ではありましたが
唄を利用しての謎ときは面白いなと感じました。

1年前の兄の死、2年前の英国未亡人の死など
過去の事件からのつながりがあり、
真相がわかったときにはより一層の爽快感を得られました。

最後までミスリードに騙されていて
まんまとしてやられました。

東野圭吾さんの3作目の作品になるので
前の作品を読んだ後から期待していましたが
期待を裏切らない面白い作品でした。