夏空の読書記録

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学生街の殺人 東野圭吾 あらすじ&感想

学生街の殺人

東野圭吾

ネタバレ等含むことがありますのでご注意ください。
あくまで個人の感想です。

2020/11/25~2020/12/16


【あらすじ】

旧学生街のビリヤード場で働いている津村光平。
そんな旧学生街で津村に関係のある人々が殺されていく。

殺人の裏には登場人物の隠された過去や
人間心理が複雑にからみ合っていた。


【感想】

以前読んだ卒業に出てくる街が舞台ということで
作品が少しでも関係しているというだけでも
わくわくしながら読み始めました。

事件の全貌は悲しみや怒り、苦しみがからみあっていて
なんだか後味が悪いようにも感じました。

トリックも解決したと思ったらまだ謎が残されているような
裏の裏を読んでいく、深さがあるなと思いました。

いつもながら最終局面は犯人にも葛藤があったりと
最後まで飽きさせない作品になっていました。